溝渕麻莉亜ちゃん卒業によせて

溝渕麻莉亜ちゃんのことが、グループ加入前(ドラフト候補生のとき)から大好きでした。

シンプルにお顔がタイプすぎて、言い方が悪いかもしれないけど最初はお顔だけで心を奪われて(おい)。私みたいな弱いオタクに他人の人生を変える資格はないからドラ3の投票は見守るだけにしようと思っていたのに、どうしてもNMB48としてステージに立つ麻莉亜ちゃんが見たくて投票にまで参加して。

麻莉亜ちゃんってとても賢いんですよね。
勉強は勿論なのですがそれだけではなくて、20歳の女の子とは思えないほど良くも悪くも謙虚で冷静で現実的で、
同期の昇格や選抜入りがあったときも、ずっと「私はまだ実力が足りないから選ばれなくて当たり前」というスタンスでした。

もっと自信もっていいんだよ(;_;)無謀だと思う夢も語っていいんだよ(;_;)(;_;)と思っていたけど、それでも相変わらずステージに立つ麻莉亜ちゃんはキラキラしていたし優しかったし、それにますますお顔が可愛くなっていたので(←)、陰ながらずっとずっと応援していました。

私はただただ麻莉亜ちゃんが “楽しく” 活動してくれればそれでいいと思っていたけど、初期になかなか公演デビューできなかった時期や大学との両立に苦しむ姿を見ていたら、少なからず辛かったのも事実で。
だけどそれでも、麻莉亜ちゃんが諦めずがむしゃらに食らいついている姿に本当に元気をもらっていました。
私は学生時代、大学だけでいっぱいいっぱいで たかがバイトでさえ早々に辞めた側の人間なので、アイドルとして世間の目に晒され周りと比べられて、大学でも単位を落とせないなんて どれだけのプレッシャーだっただろうなと思います。
麻莉亜ちゃん、君は本当に凄いよ。

私にはどうしても忘れられない麻莉亜ちゃんとの握手の思い出があります。
当時の私は「オタクにとって握手会はただただ楽しいイベントだけど、メンバーの体力も気力もプライベートの時間も奪ってしまうんだよな...でも握手したい...オタクはクソだ......」期 真っ只中だったんですよ。

だけどその頃麻莉亜ちゃんのおててをにぎにぎしに行って、「会えて嬉しい」というありきたりなことしか言えなかった私に、麻莉亜ちゃんは真っ直ぐな目で「会いに来てくれたら勇気になるから!」と言ってくれたんですよ。

やばくないですか??私が会いに行ったら、それだけで好きな人のなかで勇気になれるってすごくないですか????

きっと麻莉亜ちゃんにとってはなんてことない一言だったと思うのですが、私にとってはオタクである自分を肯定してくれた大切な大切な言葉で、思い出す度に心が温かくなります。

麻莉亜ちゃんは「学業との両立でもどかしい思いをさせてしまって申し訳なかった」と言ってくれたけど、それは違うよ。
学業とアイドルを両立していたからこそ私も頑張ろうと思えていたんだよ。届くといいな。